患者様の声patients of voice

体外(顕微)受精

  • 2019.06.18

    年齢:33歳 妊活期間:1年6か月

    三宅医院 スタッフより

    まさか自分が、顕微授精、融解胚移植をすることになるとは思っていませんでした。
    30才で結婚し、すぐ妊活を始めたのですが半年しても自然妊娠しなかったため、不妊治療に通い始めました。また、体に良いものは取り入れようと、薬局の子宝漢方などのクロレラや葉酸のサプリなども合わせて、日頃の食生活も見直すようにしました。マーガリンや添加物の表記のあるものは食べないように気を付けるようにしました。不妊治療中はメンタル面の維持が一番大変でした。友人の妊娠、出産の報告が辛く感じ、素直に喜んであげられない自分が嫌になりました。周りの妊婦さんや赤ちゃんを見るにも辛く、生理が来る度に落ち込み、どんどん自信が無くなりました。一番ひどい時は、三宅医院の心療内科も同時に通うなど、心のケアも必要だと感じました。治療がどんどんステップアップしていくことに戸惑いながら、次こそは妊娠出来るかもと毎回期待しては、落ち込むことを繰り返している中、先生から「とにかく生理が来てしまったら、この卵は生まれる卵じゃなかったのだと、(自分を責めるのではなく)きっぱり割り切ることだよ」とアドバイスをいただき、感情的になる気持ちの切り換え方を教えていただき、楽になりました。
    人工授精でも出来なかったので、最後のステップアップをするか真剣に悩みましたが、時間を掛けて年齢を重ねてしまうより、少しでも若いうちに挑戦しようと考えるようになりました。主人や家族に自分の気持ちを話し、一緒に背中を押してくれ、不安がなかったわけではありませんが、妊娠の可能性が高くなるのであればと思い、顕微授精に踏み切りました。仕事をしながらの妊活は会社と職場の協力も必要です。デリケートな気持ちや内容を伝えるのも辛かったですが、休みなど協力してもらえました。採卵日は全身麻酔で何も痛みを感じることがなく、目が覚めたら終わっていました。また、一回目の融解胚移植で妊娠することができ、9カ月になりました。妊娠してみると、それまでの苦労がふっとびます。私の妊活をサポートして下さった全ての先生方に感謝です。
  • 2019.05.22

    年齢:36歳 妊活期間:1年5か月

    三宅医院 スタッフより

    結婚して妊娠の壁が高くなかなか子供を授かる事ができず、年齢の事もあり病院に行く事を決め、三宅医院さんに行ってみようと思い電話をした事を覚えています。
    不安の中初めて病院に行った日も、先生をはじめ看護師の方々皆さまに親切、丁寧に治療をしていただき安心してお任せする事ができました。正直、病院に行けばすぐ妊娠するだろうと思っていました。
    でもタイミング・人工授精と回数を重ねていくうちに、中々結果が得られない事に、焦りや周囲からの期待に日々押しつぶされそうでした。
    マイペースで行こうと思っても、毎回当たり前のようにやってくる生理にはため息の連続で、ストレスでイライラしてばかりでした。
    いよいよステップアップの体外受精をする事になり、今までの治療と違い決められた計画の中でやっていくのは大変でしたが、ありがたい事に1度の体外受精で妊娠する事が出来ました。
    出産まで安静指示が度々あり最後は入院と不安がたえない10ヶ月でしたが、今は無事に出産を終え育児に奮闘しています。
    2人目も視野に入れ、三宅医院の先生方やスタッフの皆さまにはまたお世話になると思いますが、ひとまず待望の1人目にお力をいただけたことに感謝いたします。
    本当にありがとうございました。
  • 2019.03.18

    年齢:36歳 妊活期間:2年8か月

    三宅医院 スタッフより

    最初はタイミング指導で治療を始めて8ヵ月後、陽性反応が出ました。そして産科にうつり約2ヵ月後心拍確認。よろこんだのは束の間、その次の健診で心拍停止で掻爬手術。
    なにもかも嫌になり周りが励ませば励ますほど卑屈になっていました。
    泣くだけ泣いて「これ以上のどん底のことはない!」と気分一新をし、夫婦で旅行したり、引っ越しをしたり、犬を飼ったりして過ごしていました。
    もちろんタイミング指導をうけながら。しかし、約10ヶ月の間、残念な結果。でも卑屈にはなりませんでした。
    そしてある年の正月に、夫から「今年は顕微授精をしてみたいと思っている」と言われ、人工授精をスルーして顕微授精にチャレンジ。
    「ダメ元だな!人生でいい経験をすると思って・・・」と自分に言い聞かせながら、採卵まで鼻スプレー連日の注射などがあり、採卵後もOHSSになりましたが、なんとか1回目の融解胚移植で着床。しかし、その後育たず科学的流産。2回目の融解胚移植も着床し、育ち、今妊娠後期です。
    心の浮き沈みがはげしかったこの不妊治療でしたが、清川先生、看護師さんたちの顔を見れば前向きになれ、癒されました。とても優しく接して下さり、本当に感謝しています。
    そして、今治療されている方に「たまには自分を褒めてあげてください。自分を甘やかして下さい。」と言いたいです。
  • 2018.06.23

    年齢:37歳 妊活期間:2年6か月

    三宅医院 スタッフより

    結婚して5年、そろそろ子供を授かりたいと思い、生理不順もあったので近くの病院を受診しました。
    そこで初めて、多囊胞性卵巣と診断されました。しかし、それ以外に卵管などに問題はないと言われ、排卵誘発剤を使ったタイミング指導が始まりました。
    初めてのことばかりで、色々質問したいことがあって先生に尋ねても「何か問題があれば、こっちから言うから!」と言われ、聞きたいことも聞けず逆にストレスで生理も止まってしまいました。
    そんな時、知人から三宅医院をすすめられ、妊活を始めて半年経った頃、転院しました。

    そして改めて検査していくと、問題ないと言われていた卵管にも問題があることが分かりました。
    驚きましたが、それ以上にビックリしたのが先生方をはじめ看護師の方々、受付の方々皆様がとにかく親切で、忙しい中どんなささいな質問にも丁寧に答えてくださったことでした。
    この病院で頑張れるだけ頑張って、それでもダメだったら後悔なく妊活を終わろうと前向きな気持ちになることができました。
    その後、タイミング療法中に検査薬が反応するも卵管流産になったりと色々ありましたが、私のペースでステップアップさせてもらうことができ、体外受精の融解胚移植で無事妊娠することができました。
    そして先日、無事に元気な大きな女の子を出産することができました。

    本当に先生方のおかげで、先生方がいなければ出会うことのできなかった大切な命を授けていただくことができ、感謝でいっぱいです。
    凍結卵もまだあるので、2人目を考えるときにはお願いしたいと思っています。
    どんな質問にも納得いくまで説明し、私のペースで進めてくださった清川先生、小田先生、注射の度に優しい言葉をかけて下さった看護師の方々、いつも笑顔で接してくださった受付の方、心より感謝申し上げます。
    本当にありがとうございました。
  • 2018.05.25

    年齢:32歳 妊活期間:4年

    三宅医院 スタッフより

    結婚して2年がたとうとしても子供を授かれず、結婚当初から子供がほしいと思っていた私たち夫婦は当時住んでいた地域のクリニックを受診しました。検査の結果、男性不妊で運動率が悪いと言われたものの、年齢が若いからタイミング法か人工授精で妊娠するでしょうと言われ、タイミング法を行うために約半年通院しました。
    しかし妊娠には至らず、ちょうど主人の転勤もあり、別のクリニックへ転院することになりました。そこでは体外受精でないと授かれないかもしれないが、若いのでなるべく自然な方法で治療していきましょうという先生の方針のもと、人工授精を6回、体外受精にステップアップ後は低刺激法にて採卵を1回行いました。採卵時に2個採れた卵子は1個を体外受精、もう1個に顕微授精を行いどちらも受精はしましたが着床には至りませんでした。
    その後、主人の岡山への転勤が決まり三宅医院にお世話になることとなりました。
    三宅医院では主人の検査結果から顕微授精でないと難しいという判断をいただき、初診の翌月にはショート法にて採卵し、その後2回の凍結胚移植を経て無事着床し、赤ちゃんも順調に育ってくれて現在妊娠8か月を迎えています。
    私にとって3回目の胚移植が失敗して落ち込んでいる時、「妊娠するためにできることは私たちがやりますので任せて下さい」と先生に言っていただき、とても心強かったのを覚えています。先生ならびにスタッフの皆さんには温かい励ましの言葉をかけていただきとても感謝しています。ありがとうございました。
    主人の転勤で治療が何度も中断し、妊娠まで4年がかかりましたが、三宅医院を受診することができ、転院後半年で授かれたことをとてもうれしく思っています、本当にありがとうございました。
  • 2018.05.22

    年齢:40歳 妊活期間:1年10か月

    三宅医院 スタッフより

    私は36歳、夫は37歳で結婚し、そのうち子供はできると思っていましたが、全くその気配がないまま月日は流れ、夫が休日の日曜日に行けることと、家から近いということで三宅医院に行くことにしました。
    まず先に夫が行ったものの問題がなく、私の方に原因があり着床を邪魔する場所に筋腫があり、他にも気になるところがあるため別の病院で切除し、日にちをあけたうえで再度人工授精からスタートしました。
    私が39歳になり助成金の関係もあるとのことで、体外受精の説明会に参加。そこで、現代医学では検査できないが、子宮への通り道を邪魔するものがあって着床にいたらないケースがあるときき、これだ!と直感。
    昨年8月~9月で体外受精に挑戦し、運よく一度の挑戦で妊娠することができました。高齢出産になるということで無事育つのかドキドキしながら出産までの日々を過ごしてきましたが、昨日、帝王切開でかわいい女の子を出産することができ、感動で涙があふれました。
    生殖医療センターの先生、看護師さんには大変お世話になり、とても感謝しています。ありがとうございました。
    凍結胚が残っているのでまた2人目の時にはお願いすると思います。
  • 2018.01.29

    年齢:41歳 妊活期間:1年3か月

    三宅医院 スタッフより

    焦りとあきらめの気持ちと戦いながら、5回目の体外受精(顕微授精)で妊娠することができました。本当にありがとうございました。

    夫の精子の状態(運動率など)から、体外受精だけの挑戦でした。薬で卵を増やすことができず(体質のようです)、いつも採卵できたのは1個でした。1つに望みをかけるものの移植後もなかなか実を結ばず、残念な結果が4回続きました。焦りとあきらめの気持ちに何度ものまれそうになりました。続けて5回目のチャレンジをしようと思っていましたが、先生からも「少し休んでみられるのもいいかもしれません(治療を)。治療を休んで、好きなことをしていたら、半年後に自然妊娠した人もいますしね」と言われ、気持ちの中にも少し疲れがあったので、治療を5か月ほど休みました。

    休んでいる期間にしばらくできなかったことをしたり、好きな運動をしたりして、気持ちも体もリラックスできたのかもしれません。生理が来るたびにがっかりとはしましたが、治療から一旦離れて、リフレッシュできた気がします。それから、やっぱり再チャレンジしたいと強く思って、5回目に臨むことができました。いつも優しく声をかけて下さった先生、看護師さん、スタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。授かったばかりのこの命を大切に育てて無事に出産できるよう頑張ります。あの時あきらめなくてよかったです。「休んでリフレッシュしていいよ」って言って下さった滝川先生に感謝です。ありがとうございました。
  • 2017.12.18

    年齢:41歳 妊活期間:4か月

    三宅医院 スタッフより

    私が37才、主人が39才の時に子供が欲しいと2人で思うようになり、三宅医院の不妊治療でお世話になる事にしました。結婚して13年目でした。
    私の身体に気力がなく、色んな病院へ行き色んな検査をしましたが、何も異常がありませんでしたが、清川先生に「とにかくしんどい!!」って話をしていたら、血液検査で甲状腺低下症を見つけて頂き、すぐ連絡をして下さり、体調不良の原因がわかり、3か月後くらいには体調も絶好調になりました。妊娠ができない1つの原因でもあったようです。主人が出張が多いのでタイミングが合ってない事もあり、すぐに顕微授精をする事にしました。

    採卵1回目は、4つの受精卵ができ移植を4回しましたが着床せず失敗。
    2回目の採卵前にはホウレン草やブロッコリーなど妊娠に効くという物はなるべく食べるように気を付けたりで10個の受精卵ができ、なんと1回目の移植で成功しました。妊娠したのは40才!!出産は41才になります。計5回の移植です。
    焦らずマイペースで通っていたので結局3年目で授かりました。

    そして1か月も経たないうちにツワリがひどく、しんどすぎて点滴をしてもらいたい電話をして病院に行くとすぐに対応して頂き、しんどさが軽減しました。今はツワリからも脱出できて、妊娠9か月で順調です。
    高齢出産なので総合病院で出産です。

    先生方&看護師さんが優しくて、説明もわかりやすく、待ち時間も少なくてマイペースで通えて病院に行く日が毎回楽しかったです。凍結受精卵がまだあるので、できれば2人目チャレンジもしたいと考えています。本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
  • 2017.10.29

    年齢:34歳 妊活期間:1年2か月

    三宅医院 スタッフより

    私と夫は共に結婚したらすぐにでも子供が欲しかったが中々できず、友人・母のアドバイスもあり、とりあえず不妊検査を受けてみようと思い、家から近いこちらの病院へ通うことにしました。一通りの検査を受けましたが私の方には特に問題がなく、夫の精子検査をすすめられ、そのことを夫へ伝えるが中々行ってくれず、数カ月たちやっと検査へ行ってくれました。

    その結果・・・・・。精子濃度が極めて低く、体外受精(顕微授精)しか赤ちゃんが出来る確率がないと説明されました。自分の中ではあまり不妊治療の知識がなかった為、その時はいきなり体外受精でないと妊娠出来ないと言う事をすぐに受け入れられずしばらく涙を流す日々が続きました。しかし自分がいつまでも泣いている事により原因である夫を苦しめている事に気付き、前向きに治療に通う事に決めました。

    続く注射、仕事に行きながら卵を育てる為病院へ通うのは大変でした。採卵し精子と受精してもらい嬉しい事に〇個もの受精卵が育ってくれました。そして移植へ。しかし1回目、2回目陰性と結果は出ず、自分より後に結婚した友人達はすぐに妊娠し、「どうして自分だけ・・・」と、思うようにいかない事にイラだち、夫にも八つ当たりし、仲良かった友人とも会いたくなりなりました。焦って余裕がない自分が嫌になり、自分自身を見直す事にし、少し間を開け3回目の移植へ。「もしダメでも凍結してる受精卵がまだ〇つもある」と半分あきらめかけてましたが、判定日、清川先生から「おめでとうございます」の陽性判定を頂き本当に本当に嬉しかったです。

    辛く悲しい気持ちの時、不安な時も明るく優しく話しかけて頂いたスタッフの皆様をはじめ、いつも穏やかでとても安心感がある清川先生。本当にありがとうございました。三宅医院に通院し治療出来てよかったです。今、私のお腹の赤ちゃんは6ヶ月になり妊娠出来た事、皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。
    今、不妊治療へ通い悩んだり辛い思いをされている皆様のところへも赤ちゃんがきてくれる事を心よりお祈り致します。
  • 2017.07.25

    年齢:39歳 妊活期間:7か月

    三宅医院 スタッフより

    私は37歳で結婚して、1年後の38歳から三宅医院にて不妊治療をはじめました。
    タイミング指導、人工授精の方法もありましたが、37歳という年齢も考えて、一番確率の高い体外受精をチャレンジすることにしました。
    1回目の胚移植はダメでしたが、2回目の胚移植で無事陽性が出て妊娠となりました。その後順調にいき、7月11日に女の子を出産することができました。
    まだ凍結胚が残っているので三宅医院さんに2人目をお願いすることがあると思います。この度は本当にお世話になりました。ありがとうございます。
  • 2017.06.22

    年齢:37歳 妊活期間:3年

    三宅医院 スタッフより

    先生、スタッフの皆様ありがとうございました。
    何度もくじけそうになりましたが、清川先生を信頼して最後までがんばることができました。先生はとても温かくて安心感があり、毎回不安や悲しい気持ちでしたが、妊娠できたときは本当に先生のおかげでがんばれたなぁと思いました。スタッフの皆様もいつも温かく声をかけて下さり、信頼でき、心の支えとなって下さいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
    ありがとうございました。産まれてきてくれたかわいい赤ちゃん、大事に大事に育てます!!
  • 2017.04.22

    年齢:35歳 妊活期間:1年

    三宅医院 スタッフより

    一人目が人工授精での妊娠だった為、二人目も一人目の卒乳が終わってすぐ妊活に取り組むことにしました。

    結婚してすぐに子供が欲しかったのですが、中々いい病院が見つからず5年も授かるまでかかってしまったので、二人目はなるべく時間をかけずに病院を選びたいなと最初に行ったのは家の近くの病院。
    すぐに人工授精に挑戦してもらったのですが、病院との相性があわず転院することに。
    そして2回目に訪れたのが三宅医院でした。そこで思いもよらぬことが判明。

    一つは子宮筋腫があること。そしてもう一つは卵管が片方閉鎖しているということ。
    まずは子宮筋腫の手術からして頂いて、術後は妊活を3ヶ月お休み。
    そして妊活が再開したと思ったら左側の卵管が閉鎖。
    人工授精をするはずが、4回とも左側の排卵だった為、4か月間一度も挑戦することも出来ず、気持ちが落ちていたところに先生から体外受精の提案が。正直戸惑うよりもステップアップできることがすごくうれしかったです。

    それでも初めての挑戦だったので不安はいっぱいでしたが、どんな事も優しく快く聞いて答えて下さった先生や看護師さん達にすごくすごく救われました。無理に高額医療の治療をするところとも違って身体に合った治療だった事にも感謝でした。

    ここの病院にお世話になって本当によかった。クリニック卒業の日は先生や看護師さん達の前で涙してしまいました。
    安定期までまだ。出産までもまだまだですが、ここで授かった大切な命。大事に育てて行こうと思います。本当にありがとうございました!!
  • 2016.10.25

    年齢:29歳 妊活期間:2年半

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    私もやっと卒業メモリーを書くことが出来ました。通院中に待ち合い室に置いてある卒業メモリーを読みながら頑張りました。
    25歳で結婚をして、26歳で妊活を始めました。仕事をしながらでしたが自然の流れに任せていると普通に子供は出来るだろうと思っていました。しかし半年経っても妊娠せず、一度病院で診てもらった方が良いだろうと思い三宅医院を受診しました。夫婦共に検査では異常なしでした。年齢も20代ということもあり、タイミング法からスタートすることになりました。タイミングを病院できちんと診てもらっているから妊娠するはずと心のどこかで思っていました。

    しかし、1年経っても妊娠せず、周りの友人たちはどんどん妊娠・出産ラッシュで精神的にとても焦り、不安にさいなまれていきました。
    今まで何か努力すれば叶ってきた事が多く、努力すれば報われると思っていた私ですが、妊娠は努力では難しいという壁にぶち当たりました。それが不妊の辛さだと思います。一旦お休み期間を設けた後、体外受精に踏み切りました。

    不安も多かったですが、清川先生をはじめスタッフの方々の温かい励まし、丁寧な治療により安心してのぞむことが出来ました。採卵の日も「今から子育てが始まっていると思って頑張ろうね」と看護師さんが言って下さり涙が出ました。とても心強かったです。

    結果、一度の体外受精で妊娠することが出来、無事に出産まで辿り着きました。ドキドキの判定日、清川先生の温かい「おめでとうございます」のお言葉、一生の宝物です。本当に三宅医院でお世話になって良かったです。ありがとうございました。可愛い娘はもうすぐ3ヶ月になります。大切に育てていこうと思います。
  • 2016.08.17

    年齢:42歳 妊活期間:2年2か月

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    私は40歳から妊活を始めました。29歳で結婚しましたが、結婚時から30歳代は職場で責任ある仕事を任され、日々仕事に没頭していました。40歳を過ぎてラストチャンスだと思い始め本格的な妊活を思い立ったのと、当時の部署は体力的にきつくなり、体力的にも時間的にも余裕がある部署への異動を願い出て、望み通りの部署へ異動できたことで、不妊治療を開始することができました。

    開始年齢が遅かったため、検査後はタイミングはとばしてすぐに人工授精から始めました。同時に今まで本当に適当であった食生活を改め、毎日の飲酒も控え、できるだけ栄養のバランスが良い食事をするように心掛けるようになりました。毎月、人工授精を受け、3回受けた後は迷うことなく体外受精の準備に入りました。採卵は2回行いましたが、1回目は卵子3個を1個づつもどしました。

    年齢の割に卵子のランクはAAで期待していたのですが、全てリセットになりました。この頃から卵子が良くても体が良くないと着床しないと考え、不妊治療に特化している整体とはり治療を受けるようになりました。

    そして2回目の採卵では6個の卵子が育ち、全てのランクがAAですごくホッとしました。最初に戻した卵子が初めて着床しもう嬉しくて、これで不妊治療を卒業できると思いました。しかし、8週でも心拍音が聞こえず、まさかの流産・・・

    流産することは想像しておらず、心づもりができていなかったため、この時のショックは今までリセットを聞いてきた時以上のものでした。でも、私でも着床できることが分かったということをプラスに考え、これまでと同じように、1日泣いたら後は淡々と卵子をもどしていくだけと割り切って、残りの卵子が無事に着床するように体調に気を付けながら治療を続けました。そて、ついに5個目の卵子をもどした時に着床しました。でも前回の流産のことがあったので手放しで喜べず、心拍音を聞き、3ヶ月を経過して、徐々に不安が薄れていっている状況です。

    自分の経験を振り返ってみて思うのは、治療を病院任せにせず、自分の意識を変え、食事、サプリ、冷え対策、整体、はりなどいろいろ試してみたのが良かったのではないかと思います。

    不妊治療は先が見えず、努力して確実に結果がでるものではないので、どうすれば良いか分からず、途方に暮れることも多いと思います。私もそうでした。私の周りには同年代でも未婚だったり、病気で子宮をなくしていたり、不妊治療をしたくてもできない人が何人かいます。自分はできる環境にいるだけでも恵まれていると思い、考えても仕方ない不安は考えないようにし、自分ができること、やるべきことを毎日行うようにしました。
    皆様の願いが少しでも早く叶いますように。

    最後になりましたが、生殖医療センターの先生方、スタッフの皆様大変お世話になりました。三宅医院に通うことができて本当に良かったです。
  • 2016.08.06

    年齢:32歳 妊活期間:2~3年

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    1人目は自然妊娠でしたが、2人目を考えているときに主人が精巣癌になり抗癌治療をする為、精子の凍結保存をすすめられたのが始まりでした。
    精子の状態から顕微受精しか方法がないと言われた時は、顕微受精に対し不安があり悩みました。しかし2人目ができたらいいなと思い挑戦しました。

    はじめは私が20代で1人目が自然にできているので、すぐできるだろうと軽く考えていました。1回目は着床してくれて妊娠判定を頂いて喜んでいたのですが、心拍が確認できませんでした。私の薬の使い方がダメだったのかもしれないと悩みました。
    それから2~4回目は着床もしてくれず泣いた事もありました。

    4回目でダメだったら諦めようと決めていたので家族にももうやめたと話をしていました。しかし主人も私も4回目でダメだった事が本当にショックで話し合い、上の子が6才になるまでにできなかったらその時は諦めよう、もう少し家族にはナイショでがんばってみようという事になり5回目に挑戦しました。それまでは特に何もしていなかったのですが、5回目の挑戦時には体を冷やさないようにレッグウォーマーをしたり、漢方の「当帰芍薬散」をのんだり、移植の前日によもぎ蒸しに行ったりしました。

    5回目でやっと妊娠判定を頂いて心拍確認もできました。
    平成27年9月に移植をし、平成28年6月に無事に出産する事ができました。
    5回目は主人と私以外は誰も移植した事を知らずプレッシャーがなかったのが良かったのかもしれません。移植後に「体の調子はどう?」と聞かれていた事もストレスを感じていたのだと思います。(家族や親戚によく聞かれていました)

    不妊治療は長くかかりましたが、注射など時間外でも受け付けてくれたり、先生方、スタッフの方が笑顔で話しやすかったりしたのでがんばってこれたと思います。
    不妊治療をはじめた時の私は5回も挑戦するとは思っていなかったのですが、出産をした今、本当に諦めずがんばって良かったと思っています。卵の時から知っているので不思議ですが、本当にかわいい子に出会えて幸せです。お世話になり本当にありがとうございました。
  • 2016.07.27

    年齢:30歳 妊活期間:半年

    三宅医院 スタッフより

    1人目の時に検査しながらタイミング後 体外顕微受精1回で授かり、その時凍結していた卵を再びお迎えに来ました。

    出産して生理が来てすぐ病院に来ました。
    1人目の時にした検査も無く、すぐにホルモン補充、凍結胚移植~の流れでした。
    1回目・・・陰性、2回目・・・陰性、3回目・・・陽性

    3回目の時にはマカを飲んだり、整体にも行ってみました。
    それが功を奏したのかは分かりませんが、私の場合良い結果になり、やって良かったと思いました。

    不安で一杯の私でしたが、先生やスタッフのみなさんがいつも優しく声かけしてくれたので頑張れたのだと思います。本当にありがとうございました。
  • 2016.06.27

    年齢:38歳 妊活期間:5か月

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    私と夫は晩婚でしたので、入籍後すぐにこちらの病院を夫婦で訪ずれました。
    検査の結果、夫の方に原因があると判明し、夫婦で落ち込みましたが先生やスタッフさんのお言葉に励まされ、すぐに体外受精に進むことにしました。
    私自身、幸いなことに今まで生理で悩んだことがなかったので、初めてのホルモン治療は不安でしたが、温かいスタッフさんの対応で乗り切ることが出来ました。

    しかし、私の方の卵巣年齢が実年齢より悪かったせいなのか、卵が5個しか出来ず、ダメ元で採卵に臨みました。
    幸いなことに5個とも受精し、その内の3個が胚盤胞まで育つことが出来ました。
    その内の1個を自然周期で戻し、現在、順調に育ち妊娠6か月を迎えました。少ない数で不安一杯でしたが、先生から「おめでとうございます」と言われた時は本当に感謝の言葉もありませんでした。
    先生、スタッフさんの温かい対応、培養士さんの技術のおかげで無事卒業することが出来ました。

    本当にありがとうございました。

    今、がんばっておられる方、不安な事がたくさんあると思いますが、その不安を一人で抱えず、どんな小さな事でも先生やスタッフさんに相談してみてください。
  • 三宅医院 スタッフより

    (本文)
    夫と私は38歳と36歳の時、結婚しました。子どもは自然に任せていて、私が37歳の時に自然妊娠することができました。・・・が7週にて稽留流産という結果になりました。それを機に年齢のことを考えて不妊外来へ通うことにしました。他院へ1年と少し通いましたが(タイミング法数回、AIHI4回)結果は出ず・・・。家族からのすすめがあり、こちらでお世話になると決めました。

    これまでの治療経過と年齢のことから、先生からはすぐに体外受精をすすめられました。私達の不妊の原因は特にこれと指摘されず、いわゆる原因不明の状態でした。一度は自然妊娠したこともあり、余計に体外受精に対して漠然とした怖さがありました。しかし先生から詳しくお話を伺うと思った以上の年齢のリスク、特に卵子の老化について言われ、体外受精は、まずは「自分の卵子の状態を知ってみること」でもあると言われ、目からウロコでした。私の卵子の様子が知りたい!と思い、すぐに決心しました。怖いと思っていた体外受精への一歩を優しく心強く後押しして下さったことに、今はとても感謝しています。

    私の治療はロング法でした。採卵周期前の点鼻から始まり、排卵前の10日間連続の注射・・・初めてのことだらけでしたが、看護師さんが本当に明るく元気づけて下さり、無事乗り切れとても感謝しています。その後、採卵(体外と顕微を半分づつ)、移植とスムーズに終わり、運良く1回で陽性判定を頂くことができました。培養士の先生方にも本当に感謝しています。

    また流産しないかという心配がずっとあり、なかなかこの卒業メモリーが書けませんでした。今やっと安定期に入り、少し安心できましたので、やっと書けることに、信じられない気持ちと喜びを感じています。なかなか体外受精に踏み切れない方がいらっしゃったら、是非先生や看護師さんとよく話をして納得して、素敵な一歩を踏み出して欲しいなと心から思っています。
  • 2016.05.12

    年齢:33歳 妊活期間:2年

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    結婚から4年、初めの2年はいつか授かるだろうと思っていましたが、ふといつになってもできない、周りは子供が生まれているのを見る内に、このままではいけないと思う様になりました。友人に聞くと、結構みんな婦人科でタイミングを見てもらっていると知り、通い始めました。

    それでもはじめはタイミングさえ見てもらっていたら半年位でできるだろうと高を括っていました。半年後、授からない私は焦っていました。そこで不妊治療専門の三宅医院を紹介してもらいました。転院後、様々な検査をしつつタイミング療法をしてもいました。検査では特に大きな異常や確実な不妊の原因は出ませんでした。強いて何かおかしいのかなと思ったのは、“卵管造影検査”でした。「すぐ済みますよ」と言われたのになかなか終わらず、先生は苦戦している様でした。造影剤が体内に入らないとのことでした。後日違う先生でも入らず岡山大学病院を紹介されました。そちらでも苦戦され、最後何とか片側の卵管に造影剤が通った所で「片方は卵管が通っているということですので」ということでこの検査は終わりました。

    その時は何で液体が体に入りにくいのかもっと詳しく調べてもらえないのかな?と不安になりましたが、それで終わったのでそういうものなのかな?私の体は妊娠できると判断されたのかな?と思うことにしました。その後また三宅医院に通ったのですが妊娠の兆しは一向になく、遂に人工授精を決意しました。

    出張の多い主人を何とか私の排卵日辺りを都合をつけてもらい、5か月試しました。しかし全く妊娠せず、精神的に参ってしまい、一度通院を休もうかと思いました。周りに相談すると「これだけ頑張ったのだから後もう少し一気に挑戦してみよう」と背中を押してもらい、体外顕微授精に挑みました。すると今まで全く妊娠できなかったのに、たった一度で妊娠できました。奇跡だと思いました。

    私が妊娠(の可能性が高いの)を知ったのはかなり早い段階でした。卵子を体から取り出した3日後くらいから妙な満腹感がありました。その後胚移植をしてもらい1週間しない内にお腹が膨れだし、体重が増え始めました。(副作用?)と思いウォーキングしていると下腹部の痛みで全く動けなくなりました。翌日三宅医院に行くと「“卵巣過剰刺激症候群”という病気ですぐに入院です」と言われました。お腹に水が溜まっていたのです。ただ、同時に先生は「この段階でこれだけ症状が出ているということは妊娠の可能性が高いです」と言って下さり、すごく嬉しくなりました。(どうか、このまま妊娠して、着床して)と祈りました。
  • 2016.02.29

    年齢:40歳 妊活期間:5年

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    私は、2010年34歳 3月~11月まで三宅医院に通院しました(自宅から片道では1時間、電車では2時間)。各検査をしてからタイミング法で11月妊娠しましたが2011年35歳1月流産しました。

    ショックでつらかったですが前向きに進まないといけないと思い、2011年35歳10月~2014年38歳7月まで地元の産婦人科に通院をそ、タイミング法約2年、人工授精4回、子宮筋腫手術もしましたが妊娠はしませんでした。地元の産婦人科は人工授精までしかできないため2014年38歳9月から三宅医院に通院することにしました。人工授精2回、体外受精2回行いました。

    体外受精で2回目の判定日2015年40歳、12月24日妊娠していました(4週目)。本当に今まで頑張ってきて良かったと思いました。流産してすぐに三宅医院に通院していればもっと早く妊娠したかもしれません。本音を言えば体外受精が怖かったのですが、実際治療を始めると怖かったのもなくなり、治療にも前向きに進められたと思いました。

    清川先生を始めスタッフの方で指導ありがとうございました。感謝しています。
    今はつわりで大変ですが無事出産できるよう頑張ります。
    通院されてる方、治療にはゴールが見えないかもしれませんが、かならず赤ちゃんはあなたの元にきてくれるので、その日を信じて夫婦2人で治療に頑張って下さい。
  • 2015.12.16

    年齢:30歳 妊活期間:1年6ヶ月

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    初めてセンターを訪ねてからは1年、無事子供を授かることが出来ました。
    現在、そしてこれから不妊治療をされる方々にとって、少しでも参考になればと思い、私の経験を書かせて頂きます。
    私達夫婦は男性不妊で顕微授精を2回行い、現在妊娠3ヶ月になりました。主人は20代です。
    別のクリニックでタイミング指導から始め、同時に私の不妊検査を一通り行いましたが特に問題もなく、半年経過したため、先生の勧めで主人の精液検査に進みました。結果、無精子症と分かり、センターにお世話になる事となりました。

    主人の症状は血液検査では結果が悪く、手術でないと自然妊娠は不可能、手術しても精子が取れる確率は5%という内容でした。大きな不安はありましたが、私達も子供が欲しいという強い気持ちがあり、また、岡大の先生の技術もあり、奇跡に近いと言われた、手術前半での充分な精子の摘出が出来るという素晴らしい結果になりました。

    その後センターに戻り、採卵・移植と顕微授精に進みました。
    1度目の移植はホルモン補充を選択。生理周期がバラバラだったので、成功率が高いと説明を受けた為でしたが、残念ながら失敗。受精卵がピクピクくるくると動いていたのを思い出し、育ててあげられなかった事に大変ショックを受けました。でも凹んでばかりはいられず、次頑張ろうと前向きに次に挑戦しました。2度目もホルモン補充周期のつもりのタイミングでセンターを訪れましたが、その時の状態が良かったのと、先生の良い判断のおかげで、自然移植に変更、それが功を奏したのか、私に合っていたのか、無事赤ちゃんを迎えることが出来ました。

    今まで何度も涙を流したり、薬でしんどかったり、仕事を休むストレス等、しんどい事もたくさんありましたが、どれも赤ちゃんの為と思い、頑張れたと思います。
    私達の様に、5%の軌跡を乗り越えた実績もありますし、きっと皆様にもいつか良い結果が訪れると信じております。これも全て温かく対応して下さったセンターの方々のおかげです。今まで本当に有難うございました。
  • 2015.03.27

    年齢:43歳11ヶ月 妊活期間:1年

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    不妊外来のソファーに座り、何度も卒業メモリーのファイルを手に取り、「自分と同じような年齢の方がおられるのだろうか」と皆さんが書かれた卒業メモリーを読ませていただき、励まされた日々を思い出します。私の経験も誰かのお役に立てれば・・・そんな思いでこの卒業メモリーを書かせていただきます。

    私は41才の超晩婚。自分の年齢を考えると、自分の人生に子どもは無いものと思っていましたが、心の奥底では「できることなら夫を“お父さん”にしてあげたい」という気持ちも感じていました。結婚してすぐ、「41才ならまだ何とかなるかも」と別のクリニックで検査開始。夫は、まだ自然妊娠に希望を持っていたのか、生殖医療に対する2人の思いがくい違い、検査もほぼ終わりに近づいたところで一旦ストップしてしまいました。

    「生殖医療を受けるかどうかは、夫にまかせよう」そう決心して過ごした41~42才の約1年。大切な1年間を自分の身体のタイムリミットを感じる焦る気持ちと、あきらめの気持ちで過ごしていました。43才の誕生日を目前にして、夫から突然の生殖医療の提案がありました。それなら「一刻も早く!!」という気持ちで、前クリニックで受けていた検査結果を手に、三宅医院不妊外来受診。

    そこからは、もう転がるようにいろいろな事が進んで行きました。私も夫も「もう顕微授精以外に方法はない」と決めていたので、あとは先生の指示をきいて進めていくだけでした。
    1回目の採卵。初めての胚移植。ドキドキしながら病室へ向かうエレベーターの中で、「お腹に戻してあげられるのは、とってもうれしいことなんですよ。」と声をかけていただきました。この時には、判定日を待つことなく、いつもと同じように生理が来てしまいました。

    そして2回目の胚移植。1回目で凍結保存していた卵をお腹に戻しました。2回目の時は、判定日直前に少量の出血があり、「もしかしてこれは着床出血というものか!?」と少し期待をして判定日を迎えたのでした。しかし、結果は陰性。「あと2・3日すると生理が来るでしょう」とのことでした。

    2回目の採卵にチャレンジ。胚移植の日を待ちました。結果、受精卵の発育が止まってしまっていて、お腹に戻すことはできませんでした。「お腹に戻せることはうれしいこと。」その言葉の意味を実感しました。

    治療開始前の説明会を受けて、治療を受けるのは私は“2回”、夫は“3回”と何となく思っていた2人。改めて話し合い、「もう1回だけがんばってみよう」と最後の“3回目”にチャレンジ。3回目の採卵。成熟卵5個のうち、受精できたのは2個・・・。1回目、2回目の経験から絶望的な気持ちになりました。ありがたいことに2個のうち1個をお腹に戻すことができました。おまけにその1個について培養士の先生から「とっても元気のいい子です」とのお言葉。最後になるかもしれない我が子をほめていただき、心からうれしく思いました。

    それから判定日の日までは、とにかくストレスをためないよう、普段通りに過ごすように心がけました。そして迎えた判定日。やはり診察室に入る前は大緊張。ダメだった時を想定し、心の準備もしていました。
    「妊娠の反応が出ました。おめでとうございます」
    ・・・待ち望んだその瞬間は、「驚いた・・・驚いた・・・」ととにかくびっくりしているだけの私でした。

    今回の治療は、自分の人生にとってかけがえのない貴重な体験となりました。初めてDVDで私と夫との受精卵を見た時の感動。お腹に戻した時の思い。大切な大切な命を感じることができました。
    いつも温かく迎え接してくださった小田先生、清川先生、看護師の皆様、スタッフの皆様に心から感謝しています。注射の時にかけてくださる優しい一言。採卵室で緊張をやわらげようとかけてくださった言葉。いつも寄りそってくださり、やさしい笑顔で迎えてくださり、私は心穏やかに通院することができました。お一人お一人に支えていただき、卒業を迎えられたことを心からありがたく、幸せに思っています。本当にありがとうございました。
    どんなにたくさんの人たちに支えられて誕生することができた大切な命なのか・・・をしっかり伝えることのできる母親になりたいと思っています。感謝。