患者様の声patients of voice

40代

  • 2018.05.22

    年齢:40歳 妊活期間:1年10か月

    三宅医院 スタッフより

    私は36歳、夫は37歳で結婚し、そのうち子供はできると思っていましたが、全くその気配がないまま月日は流れ、夫が休日の日曜日に行けることと、家から近いということで三宅医院に行くことにしました。
    まず先に夫が行ったものの問題がなく、私の方に原因があり着床を邪魔する場所に筋腫があり、他にも気になるところがあるため別の病院で切除し、日にちをあけたうえで再度人工授精からスタートしました。
    私が39歳になり助成金の関係もあるとのことで、体外受精の説明会に参加。そこで、現代医学では検査できないが、子宮への通り道を邪魔するものがあって着床にいたらないケースがあるときき、これだ!と直感。
    昨年8月~9月で体外受精に挑戦し、運よく一度の挑戦で妊娠することができました。高齢出産になるということで無事育つのかドキドキしながら出産までの日々を過ごしてきましたが、昨日、帝王切開でかわいい女の子を出産することができ、感動で涙があふれました。
    生殖医療センターの先生、看護師さんには大変お世話になり、とても感謝しています。ありがとうございました。
    凍結胚が残っているのでまた2人目の時にはお願いすると思います。
  • 2016.08.17

    年齢:42歳 妊活期間:2年2か月

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    私は40歳から妊活を始めました。29歳で結婚しましたが、結婚時から30歳代は職場で責任ある仕事を任され、日々仕事に没頭していました。40歳を過ぎてラストチャンスだと思い始め本格的な妊活を思い立ったのと、当時の部署は体力的にきつくなり、体力的にも時間的にも余裕がある部署への異動を願い出て、望み通りの部署へ異動できたことで、不妊治療を開始することができました。

    開始年齢が遅かったため、検査後はタイミングはとばしてすぐに人工授精から始めました。同時に今まで本当に適当であった食生活を改め、毎日の飲酒も控え、できるだけ栄養のバランスが良い食事をするように心掛けるようになりました。毎月、人工授精を受け、3回受けた後は迷うことなく体外受精の準備に入りました。採卵は2回行いましたが、1回目は卵子3個を1個づつもどしました。

    年齢の割に卵子のランクはAAで期待していたのですが、全てリセットになりました。この頃から卵子が良くても体が良くないと着床しないと考え、不妊治療に特化している整体とはり治療を受けるようになりました。

    そして2回目の採卵では6個の卵子が育ち、全てのランクがAAですごくホッとしました。最初に戻した卵子が初めて着床しもう嬉しくて、これで不妊治療を卒業できると思いました。しかし、8週でも心拍音が聞こえず、まさかの流産・・・

    流産することは想像しておらず、心づもりができていなかったため、この時のショックは今までリセットを聞いてきた時以上のものでした。でも、私でも着床できることが分かったということをプラスに考え、これまでと同じように、1日泣いたら後は淡々と卵子をもどしていくだけと割り切って、残りの卵子が無事に着床するように体調に気を付けながら治療を続けました。そて、ついに5個目の卵子をもどした時に着床しました。でも前回の流産のことがあったので手放しで喜べず、心拍音を聞き、3ヶ月を経過して、徐々に不安が薄れていっている状況です。

    自分の経験を振り返ってみて思うのは、治療を病院任せにせず、自分の意識を変え、食事、サプリ、冷え対策、整体、はりなどいろいろ試してみたのが良かったのではないかと思います。

    不妊治療は先が見えず、努力して確実に結果がでるものではないので、どうすれば良いか分からず、途方に暮れることも多いと思います。私もそうでした。私の周りには同年代でも未婚だったり、病気で子宮をなくしていたり、不妊治療をしたくてもできない人が何人かいます。自分はできる環境にいるだけでも恵まれていると思い、考えても仕方ない不安は考えないようにし、自分ができること、やるべきことを毎日行うようにしました。
    皆様の願いが少しでも早く叶いますように。

    最後になりましたが、生殖医療センターの先生方、スタッフの皆様大変お世話になりました。三宅医院に通うことができて本当に良かったです。
  • 2016.02.29

    年齢:40歳 妊活期間:5年

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    私は、2010年34歳 3月~11月まで三宅医院に通院しました(自宅から片道では1時間、電車では2時間)。各検査をしてからタイミング法で11月妊娠しましたが2011年35歳1月流産しました。

    ショックでつらかったですが前向きに進まないといけないと思い、2011年35歳10月~2014年38歳7月まで地元の産婦人科に通院をそ、タイミング法約2年、人工授精4回、子宮筋腫手術もしましたが妊娠はしませんでした。地元の産婦人科は人工授精までしかできないため2014年38歳9月から三宅医院に通院することにしました。人工授精2回、体外受精2回行いました。

    体外受精で2回目の判定日2015年40歳、12月24日妊娠していました(4週目)。本当に今まで頑張ってきて良かったと思いました。流産してすぐに三宅医院に通院していればもっと早く妊娠したかもしれません。本音を言えば体外受精が怖かったのですが、実際治療を始めると怖かったのもなくなり、治療にも前向きに進められたと思いました。

    清川先生を始めスタッフの方で指導ありがとうございました。感謝しています。
    今はつわりで大変ですが無事出産できるよう頑張ります。
    通院されてる方、治療にはゴールが見えないかもしれませんが、かならず赤ちゃんはあなたの元にきてくれるので、その日を信じて夫婦2人で治療に頑張って下さい。
  • 2015.03.27

    年齢:43歳11ヶ月 妊活期間:1年

    三宅医院 スタッフより

    (本文)
    不妊外来のソファーに座り、何度も卒業メモリーのファイルを手に取り、「自分と同じような年齢の方がおられるのだろうか」と皆さんが書かれた卒業メモリーを読ませていただき、励まされた日々を思い出します。私の経験も誰かのお役に立てれば・・・そんな思いでこの卒業メモリーを書かせていただきます。

    私は41才の超晩婚。自分の年齢を考えると、自分の人生に子どもは無いものと思っていましたが、心の奥底では「できることなら夫を“お父さん”にしてあげたい」という気持ちも感じていました。結婚してすぐ、「41才ならまだ何とかなるかも」と別のクリニックで検査開始。夫は、まだ自然妊娠に希望を持っていたのか、生殖医療に対する2人の思いがくい違い、検査もほぼ終わりに近づいたところで一旦ストップしてしまいました。

    「生殖医療を受けるかどうかは、夫にまかせよう」そう決心して過ごした41~42才の約1年。大切な1年間を自分の身体のタイムリミットを感じる焦る気持ちと、あきらめの気持ちで過ごしていました。43才の誕生日を目前にして、夫から突然の生殖医療の提案がありました。それなら「一刻も早く!!」という気持ちで、前クリニックで受けていた検査結果を手に、三宅医院不妊外来受診。

    そこからは、もう転がるようにいろいろな事が進んで行きました。私も夫も「もう顕微授精以外に方法はない」と決めていたので、あとは先生の指示をきいて進めていくだけでした。
    1回目の採卵。初めての胚移植。ドキドキしながら病室へ向かうエレベーターの中で、「お腹に戻してあげられるのは、とってもうれしいことなんですよ。」と声をかけていただきました。この時には、判定日を待つことなく、いつもと同じように生理が来てしまいました。

    そして2回目の胚移植。1回目で凍結保存していた卵をお腹に戻しました。2回目の時は、判定日直前に少量の出血があり、「もしかしてこれは着床出血というものか!?」と少し期待をして判定日を迎えたのでした。しかし、結果は陰性。「あと2・3日すると生理が来るでしょう」とのことでした。

    2回目の採卵にチャレンジ。胚移植の日を待ちました。結果、受精卵の発育が止まってしまっていて、お腹に戻すことはできませんでした。「お腹に戻せることはうれしいこと。」その言葉の意味を実感しました。

    治療開始前の説明会を受けて、治療を受けるのは私は“2回”、夫は“3回”と何となく思っていた2人。改めて話し合い、「もう1回だけがんばってみよう」と最後の“3回目”にチャレンジ。3回目の採卵。成熟卵5個のうち、受精できたのは2個・・・。1回目、2回目の経験から絶望的な気持ちになりました。ありがたいことに2個のうち1個をお腹に戻すことができました。おまけにその1個について培養士の先生から「とっても元気のいい子です」とのお言葉。最後になるかもしれない我が子をほめていただき、心からうれしく思いました。

    それから判定日の日までは、とにかくストレスをためないよう、普段通りに過ごすように心がけました。そして迎えた判定日。やはり診察室に入る前は大緊張。ダメだった時を想定し、心の準備もしていました。
    「妊娠の反応が出ました。おめでとうございます」
    ・・・待ち望んだその瞬間は、「驚いた・・・驚いた・・・」ととにかくびっくりしているだけの私でした。

    今回の治療は、自分の人生にとってかけがえのない貴重な体験となりました。初めてDVDで私と夫との受精卵を見た時の感動。お腹に戻した時の思い。大切な大切な命を感じることができました。
    いつも温かく迎え接してくださった小田先生、清川先生、看護師の皆様、スタッフの皆様に心から感謝しています。注射の時にかけてくださる優しい一言。採卵室で緊張をやわらげようとかけてくださった言葉。いつも寄りそってくださり、やさしい笑顔で迎えてくださり、私は心穏やかに通院することができました。お一人お一人に支えていただき、卒業を迎えられたことを心からありがたく、幸せに思っています。本当にありがとうございました。
    どんなにたくさんの人たちに支えられて誕生することができた大切な命なのか・・・をしっかり伝えることのできる母親になりたいと思っています。感謝。