このたび当院では、下記に該当される患者さんの情報を用いた下記の医学系研究を、三宅医院倫理委員会の承認ならびに病院長の許可のもと、倫理指針および法令を遵守して実施しますので、ご協力をお願いいたします。
この研究を実施することによる、患者さんへの新たな負担は一切ありません。また患者さんのプライバシー保護については最善を尽くします。
本研究への協力を望まれない患者さんは、その旨を「8 お問い合わせ」に示しました連絡先までお申し出下さいますようお願いいたします。
1 対象となる方
西暦2021年1月1日より2023年12月31日までの間に、当院で採卵術を行い、その際に受精方法としてSplit-ICSI(通常法の体外受精と、顕微授精に分けること)を実施した患者さん
2 研究課題名
承認番号 mcg2024-6
研究課題名 原発性不妊患者の初回採卵におけるSplit ICSIの有効性と必要性の検討
3 研究実施機関 三宅医院生殖医療センター
4 本研究の意義、目的、方法
現在当院では、妊娠歴のない原発性不妊患者さんの初回の採卵では、体外受精での受精障害の可能性を考え、半数の胚には顕微授精を行うSplit- ICSIを推奨しています。本研究では、双方の受精成績や妊娠率について解析し、当院におけるその有効性と必要性について、検討を行います。
5 協力をお願いする内容
初回採卵に関する診療記録、胚移植およびその妊娠転帰に関する診療記録
臨床検査データ(血液)
6 本研究の実施期間 西暦2021年1月1日〜2024年12月31日
7 プライバシーの保護について
1) 本研究で取り扱う患者さんの個人情報は、患者番号のみです。その他の個人情報(住所、電話番号など)は一切取り扱いません。
2) 本研究で取り扱う患者さんの情報は、個人情報をすべて削除し、第3者にはどなたのものか一切わからない形で使用します。
3) 患者さんの個人情報と、匿名化した情報を結びつける情報(連結情報)は、本研究の個人情報管理者が研究終了まで厳重に管理し、研究の実施に必要な場合のみに参照します。また研究計画書に記載された所定の時点で完全に抹消し、破棄します。
8 お問い合わせ
本研究に関する質問や確認のご依頼は、下記へご連絡下さい。
また本研究の対象となる方またはその代理人(ご本人より本研究に関する委任を受けた方など)より、情報の利用の停止を求める旨のお申し出があった場合は、適切な措置を行いますので、その場合も下記へのご連絡をお願いいたします。
酒本あい 三宅医院生殖医療センター 086-282-5100
以上
研究責任者 三宅医院 生殖医療センター
診療部長 酒本あい