岡山大福の地で、 女性のトータルライフを サポートし続ける。
院長 三宅 貴仁
「母乳育児」を通じて母子の絆づくりを応援しています
母乳育児が勧められていますが、母乳で育てるということだけが大切なのでしょうか?
私たちの考える母乳育児とは、ただ母乳をあげれば良いということではありません。
母乳が足りない・様々な事情で母乳をあげられない場合には、ミルクを上手に使っていきます。
一番大切なのは、赤ちゃんをしっかり抱いて目と目をあわせ、やさしく語りかけながら母乳やミルクをあげることなのです。
そうすることで母と子の「絆」が作られていきます。
赤ちゃんにとって何が大切なことかを考え、一生懸命に取り組むことが私たちの考える母乳育児です。
生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこし、授乳する…母乳で赤ちゃんを育てることは自然なことです。
赤ちゃんをしっかり抱いて語りかけ、母乳を飲ませるという行為は母と子の「絆」を作るのに欠かせません。
しかし、抱き方やおっぱいの飲ませ方のコツがわからない場合には、母乳育児を続けていくことが大変になってしまい途中で続けられなくなってしまう場合もあります。
そのようなことの無いように、母乳育児のスタートの時点では、スタッフのほぼ全面支援からはじまり、退院が近づくにつれ、母子の自立ができるように、手を添えて、見守りながら母乳育児支援を行っていきます。
はじめは思うようにできないこともありますが、「母乳育児」に取り組んでいく中で、お母さんが自分と向き合い、そして赤ちゃんと向き合うことになります。
その中で色々なことに気づき、赤ちゃんの気持ちを考えながら折り合っていく「育児力」がつき、ゆっくり「親」になっていくのです。
もちろん一生懸命に取り組んでも、母乳が足りない時もありますが、心配しなくても大丈夫です。
ミルクの取り入れ方を一緒に考えていきましょう。最も大切なことは続けることです。最初から上手くいくはずがありません。焦らずじっくりと取り組んでいきましょう。
赤ちゃんはお母さんがかけてくれる愛情を良くわかっています。
私たちは、すべてのお母さんと赤ちゃんが楽しく長く育児を続けられるように、退院後も産婦人科医・小児科医・助産師・看護師・臨床心理士が連携して、お母さんの心と身体そして赤ちゃんへの継続支援を行っています。
「母子同室」を推進しています
当院では出産当日から、赤ちゃんと一緒に過ごしていただける「母子同室」をお勧めしています。
生まれてすぐに赤ちゃんとお母さんが一緒に過ごす時間は、女性が母親になっていくための、そして赤ちゃんがお母さんを最も信頼できる人だと認識するためのとても大切な時間です。
「母子同室」をすることで赤ちゃんの欲求にあわせた頻回の授乳やお世話ができるため、母乳分泌も次第に増加し、お母さんと赤ちゃんのリズムが徐々にあってきます。赤ちゃんの1日の生活リズムもわかるため、入院中から退院後の生活への備えができて不安を減らすことができます。
赤ちゃんは、お母さんの母乳と愛情を引き出してくれる最高の存在です。
授乳・哺乳を含め、抱っこ・微笑みや語りかけ・お世話などすべての行為を含め、この毎日くりかえされる自然なふれあいが自然にお母さんと赤ちゃんの結びつきを強くしていきます。
出産は赤ちゃんの人生のスタートであり、ご家族にとっても「親」としてのスタートとなります。
出産で疲れているのに夜間の授乳など大変なこともたくさんあります。
しかし入院中に準備をしていなかったために退院後、授乳ができない、赤ちゃんの体重が増えない、などの問題を抱えてしまう方もいらっしゃいます。
私たちは退院後に困ってしまうことがないように、そしてご家庭で安心して新しい家族を迎えた生活を過ごせるように入院中からサポートします。
入院中に赤ちゃんと過ごしていただく中で不安な点やわからないところを解決して、安心して退院後の生活を送れるようにしましょう。
もちろん無理をして不安が募り続けられなくなってはいけません。
お母さんの体調がすぐれないときやお疲れの場合は赤ちゃんを新生児室でお預かりいたしますので、遠慮なくお声かけください。
気軽に頼れる専門職能集団のクリニックとして、 医療の安全、安心をベースに快適で居心地の良いクリニックを目指しています。
おもてなしの心と共に良質の医療サービスに力を入れています。
女性のトータルライフサポート
1980年の開院以来、多くのスタッフとともに岡山の医療に貢献してまいりました。
院外活動では、学会発表や講演活動、また各種委員会も院内に設置して コミュニケーションと組織の強化に努めています。
常勤医師をはじめ、連携病院の協力のもと質の高い医療の提供を追求しています。
そして、スタッフは医師とともに、「患者様に寄り添う」を考えながら心あたたまる接遇を心掛けています。
「病院らしくない病院」。南仏・地中海を想像させる外観をはじめ、 患者様が来院しやすいように約300台の無料駐車場を完備しています。
また、患者様の声を元に日々改善を繰り返しながら快適な施設作りを積極的に行っています。