患者様の声patients of voice

2018年 3月

  • 2018.03.24

    年齢:31歳 妊活期間:1年6か月

    三宅医院 スタッフより

    ひとり目のときは、仕事の都合で、東京と岡山の遠距離生活だったにも関わらず、他院にてタイミング指導2回目で授かることができました。
    その為、ふたり目も欲しいと思ったらそんなに苦労しないのかなと何となく思っていました。
    ひとり目が2歳半頃になり、ひとり目のお世話をしてもらえるようにと、実母の定年退職の時期から逆算し、妊活を再開しました。
    はじめは病院にかからず、自分たちでタイミングを図って試していましたが、数ヵ月経っても妊娠することができませんでした。私的にはどうしても、もうひとり子どもが欲しかった為、家の近くでもあった三宅医院さんの不妊治療外来へ行ってみることにしました。
    ひと通り検査をして頂き、これといって不妊の原因となるものはないと言われ、タイミング指導に通うことにしました。その後、夫も少し抵抗はあったものの検査に協力してくれ、夫の方も特に問題はありませんでした。ふたり共特に問題はなかったことで安心した反面・・・だったらなぜできない?という不安もありました。しかし、ひとり目出産からお互いに歳もとっていた為、年齢的にも妊娠する確率が低くなっているのかなと思い地道に月1~2回、タイミング指導に通っていました。
    妊活を再開した当初は生理予定日近くになると、妊娠検査薬を何度も使ってフライング検査をしては、生理が来てガッカリすることの繰り返しで、焦りと不安がありました。その雰囲気が診察のときにも伝わったのか、初めて診察して頂いた徳島から来られていた先生だったと思いますが・・・その先生のひと言で、とても気持ちが楽になったことを覚えています。「データ的には3~4回の排卵に1回の割合で妊娠すると言われているが、実際この年代の方でお互いに問題がなくタイミングが合っても妊娠する確率は1年に1回。それを逃すともう1年。2年はかかると思っておかないと、精神的に持たないよ」と言われました。それからはフライング検査はやめ、生理予定日を少し穏やかな気持ちで待てるようになりました。本当にあの時の先生の言葉に救われました。
    夫は体外受精には抵抗が強かったため、ステップアップはできず、このままタイミング指導のみで続けていくしかなかったのですが、1年半が経つと不安もつのってきました。そんな中、親子でインフルエンザにかかったり、体調が悪かった月があり「今月絶対ダメだわー」と完全に諦めていたところ、生理がいつもより遅れていたため、久しぶりに妊娠検査薬を試してみると、陽性反応が!思いがけないタイミングで間違いなんじゃないかと結果を疑いました。妊娠できた実感がありませんでした。
    そうこうしていると、出血があり切迫流産と言われ、自宅安静、入院となり妊娠を喜ぶ余裕がありませんでした。しかし、念願のふたり目を授かることができ、何としてもお腹の中にとどまっていてくれるように、日々願いました。
    小田先生、清川先生をはじめ、生殖医療センターの看護師さん、受付の方、皆さんいつも優しくして頂き本当に感謝しています。毎月、仕事終わりに18時ギリギリかちょっと過ぎてしまったときもありました。それでも仕事をしながら通院できたのは、スタッフの方々のお陰だと思っています。
    再び、命を宿してくださり、本当にありがとうございました。命を宿すとても素敵なお仕事だと思いました。これからも皆様のご活躍を願っております。