1人目を出産してからしばらくして、2人目の赤ちゃんが欲しいと思ってもなかなか授からない、と気付く「2人目不妊」の人が増えています。
また、1人目の時にも妊娠するのに何年もかかった、不妊の検査や治療を受けて妊娠できた、という人が「もう1人子どもがほしい」と不妊外来を受診することも多くなっています。
2人目不妊はどうして起きるのでしょう?
原因として、出産によって女性のホルモンバランスに乱れが生じたり、子育ての中で夫婦生活が十分に持てていないことなどが原因として挙げられます。しかし、一番の原因は女性の加齢だと言われています。
昔は1人目を出産する女性の平均年齢が20代前半、2~3人目が20代後半から30代前半でした。最近、1人目の出産平均年齢は30代前半になりました。そこから数年、2人目が授かるのを待つうちに30代後半となり、不妊治療が必要になるという流れが増えています。
年齢とともに妊娠しにくくなるということも頭に入れた上で家族計画を立て、不安があれば早めに不妊外来を受診しましょう。