出産後の母乳育児のためには妊娠中からのおっぱいの手入れが大切です。
胎動を感じ、助産師がおっぱいのチェックと手入れの方法を伝えたらおっぱいの手入れを開始します。
そのとき、まだ赤ちゃんが生まれていないのに乳首から液体が滲み出てびっくりされる妊婦さんがおられます。
透明から少し黄色がかった若干トロッとした液体が乳首をつまむと乳頭から滲み出ることがありますが、これは母乳の元となる分泌液で、初乳や母乳とは別ものです。この分泌液が出るということは母乳育児への準備が始まり乳管が開通してきた証拠です。
妊娠中からの乳管開通はスムーズな母乳育児に繋がる可能性が高く良いことです。心配することはありません。分泌液が出たときは脱脂綿などで拭き取り清潔にしましょう。
下着に付く程に分泌液が出るときは母乳パットを使用するのも良いと思います。