DHAとは?
魚に多く含まれる脂肪酸で、体内で作ることができないため必須脂肪酸と呼ばれています。食品などからとらなげればいけない栄養素です。
《赤ちゃんの脳を作る》
赤ちゃんの脳の重さは、1年で2倍以上に急成長するといわれています。DHAは赤ちゃんの脳の発達に必要な栄養素であり、認知機能やIQ発達に影響を与えます。母乳の含有量が増えることによって、赤ちゃんの感覚・認知・行動発達の向上させます。
《魚を積極的に摂りましょう》
日本人の食事摂取基準では、DHAとEPAを合わせて1g以上摂ることをすすめています。これらは青背魚に多く、アジやイワシ、サンマ、カツオなどに含まれます。DHAやEPAを効率よく摂取するには、脂が減らないよう調理するのがポイントです。煮つけなどで煮汁もいっしょに食べるのもよいでしょう。
そして、子どもたちにも小さいときから魚を食べる習慣をつけましょう。1日3食のうち1回、あるいは週に3~4回は魚を食卓に登場させましょう。四方を海に囲まれた海の幸を享受できる国に生まれたことに感謝して、魚を大切に食べていきたいですね。
食品 |
DHA含有量(100g中) |
本まぐろ(トロ) |
2877mg |
まだい(養殖) |
1830mg |
ぶり(天然) |
1785mg |
さば |
1781mg |
さんま |
1398mg |
まいわし |
1136mg |