10代のころはまだ体が発達途中のため、ホルモンバランスは不安定で生理周期が定まらないといった生理不順は心配ありません。
体調や環境の変化によって一時的に生理不順になることもありますので、3か月ほど様子をみながらできれば基礎体温表をつけてみましょう。それでも生理不順が続いたり、生理痛がひどい場合には婦人科を受診しましょう。
ストレスや急激なダイエットは生理不順の原因になる事もあります。
ホルモン値の異常や卵巣機能の低下などが原因の生理不順もあります。こうしたケースは婦人科を受診して、血液検査でホルモンの値を調べることもできます。
治療にはホルモン療法を行うこともあります。たとえば、低容量ピルを内服して、定期的に生理が起こるようにリズムをつける方法があります。これを数か月続けていくと、薬を飲まなくても自分の力で生理が起こるようになることもあります。