妊娠中にママが風疹ウイルスに感染すると胎盤を通して赤ちゃんにも感染することがあります。赤ちゃんに感染すると、先天異常を生じる場合があり、これを先天性風疹症候群(CRS)と呼び、主に白内障や動脈管開存症(心奇形)、難聴といった症状があります。
まずは風疹抗体検査を受けて、風疹抗体の値が8倍未満、8倍、16倍であれば、ママが今までに風疹にかかったことがないか、ワクチン接種を受けたことがない可能性が高く、今後風疹に感染する可能性があります。
ママが免疫をもっていれば、防げる赤ちゃんの病気です。妊娠前に調べて免疫を付けておきましょう。
ウイルスを弱毒化した生ワクチンなので、予防接種後2か月は避妊をしてください。