妊娠5か月の「戌の日」に、さらしの腹帯を巻いて安産を願う習慣は現在も残っています。
5か月目になると赤ちゃんの身長は約20㎝体重は200gぐらいになります。
今まではほとんど目立たなかったおなかが急に大きくなり始め、体重も増えてきます。妊娠中の体重増加は約10kgまでにしておきましょう。
親子手帳(母子健康手帳)に毎月の体重計を記入して、変化に気をつけましょう。
妊娠線予防のクリームもあります。
《着帯の目的》
・腹部を冷やさないように保温する
・外部の刺激から保護する
・子宮と胎児を正常な位置で保つ
・重くなった子宮を支えてバランスをよくし母体への負担を和らげる
《種類》
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さらし木綿(腹帯)
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腹巻きタイプ
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妊婦用ガードル
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トコちゃんベルト
この中から、使いやすい自分にあったものを選んで使いましょう。
《腹帯の巻き方》
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二つ折りにした腹帯のわの方を下にして巻きます。
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お腹の丸みに合わせて折り返しながら、下から上に巻いていきます。
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腹帯をきつく巻きすぎると母体の血液循環が悪くなりむくむことがあります。