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2016.06.17

育児中

まめ知識

赤ちゃんのお祝い行事

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赤ちゃんの健やかな成長を願ってお祝いをする行事は、地域によって細かい風習などが異なります。両親や親族に確認してみましょう。

下記に一般的なお祝い行事をご紹介します。

 

● お七夜(生後7日目)

赤ちゃんの名前を親族へお披露目し、無病息災を祈願するお祝いです。最近では赤ちゃんの名前を書いた半紙を飾り、両家の親族を招いて食事をすることが多いようです。

 

● お宮参り(生後1か月)

地元の氏神様に赤ちゃんの誕生を報告し、無病息災を祈願するお祝いです。男の子は31日目、女の子は32日目に行うのが一般的ですが、地域によって異なります。

 

● お食い初め(生後100日目)

平安時代から続く伝統行事で、「一生食べ物に困らないように」と祈りを込めてお祝いします。母方の実家が用意した家紋入りの漆器のお膳に一汁三菜(赤飯・尾頭付きの焼き魚・香の物・煮物・吸い物)を用意し、丈夫な歯が生えてくるように」との願いを込めて、「歯固めの石」もお膳にのせます。赤ちゃんに祝い膳を食べさせる(まねをする)際は、親族の最年長の方がつとめます。

 

● 初節句 

赤ちゃんが生まれて始めて迎える節句では、子どもの健やかな成長を祈願します。

3月3日(女の子) 

「桃の節句」とも呼ばれ、雛人形を飾り、無病息災や良縁に恵まれますように、などの願いを込めてお祝いをします。

5月5日(男の子)

「端午の節句」とも呼ばれ、こいのぼりや武者人形などを飾り、立身出世やすくすく元気に育ちますように、などの願いを込めてお祝いをします。

 

● 初誕生(1年目)

昔は栄養事情や生活環境が悪く、1歳を迎えることが難しかったため、1歳を無事に迎えられたことを盛大にお祝いする風習が生まれました。「一生(一升)餅」を背負わせ、一生食べ物に困りませんように、との願いを込めてお祝いをします。他にも将来の職業を占う「選び取り」をして子どもの成長を親族と楽しみ、お祝いをします。

 

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