早産とは、妊娠22週以降37週未満で生まれてしまうことをいいます。
早産が起こってしまったら赤ちゃんは未熟なまま生まれてきます。
未熟児医療の進歩で元気に育つことも多くなりましたが、やはりできれば避けたいものです。
《切迫早産とは》
出血や腹痛を伴いながら子宮口が開く状態です。ときには、破水してしまうこともあります。
《早産にならないために》
・ ストレスをためず規則正しい生活を送りましょう。
・腹部を刺激しないように。動作や姿勢にも気をつけましょう。
・体を冷やすと子宮が収縮しがちになります。
保温に努めて、冷たいものの摂取は控えましょう。
・セックスにはコンドームを使用しましょう。
精液の中には子宮収縮を促す成分があります。
・妊娠高血圧症候群が原因となる場合もありますので、
塩分控えめの食事を心がけましょう。
・下痢や便秘が続くと子宮を刺激することになります。
気になれば早めに医師に相談しましょう。
《こんな人は気をつけましょう》
・多胎妊娠である。
・妊娠性高血圧症候群や糖尿病がある、またはその可能性がある。
・子宮頚管無力症で手術を受けたことがある。
・円錐切除を受けたことがある。
・子宮筋腫がある。
・過労や心労の多い生活をしている。