「つわり」は病気ではありません。妊婦さんの約80%に見られますが、個人差もあり症状はさまざまです。妊娠10週ぐらいの赤ちゃんはまだまだ小さいため、お母さんに蓄えてある栄養で十分育つことができます。無理をせず、食べやすいものや時間帯を工夫して食事を摂りましょう。

《食事ポイント》

1. 脱水症状や便秘にならないよう十分な水分を摂りましょう

2. 空腹時に吐き気を感じる方は、空腹はなるべく避けましょう

3. 食べやすいものを選びましょう

4. ストレスもつわりの原因に。気分転換も大切にしましょう

《食べやすいもの》

※食べやすいものは人それぞれ。いろいろ挑戦して、自分にあったものを選びましょう。

＊冷たく口当たりの良いもの（ヨーグルト・ゼリーなど）

＊酸味のもの（酢の物・すしなど）

＊消化がよく、のど越しが良いもの（冷奴・茶碗蒸し・麺類など

つわりが落ち着いたら少しずつ食事の見直しを・・・

妊娠中の食事はお腹の赤ちゃんとお母さんの体のためだけではなく、産後によい母乳を作る準備期です。妊娠前の食事を振り返って、バランスの良い食生活を心掛けていきましょう。