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妊娠・出産・育児の用語をご説明します ママパパ単語帳
Presented by 三宅医院

2016.06.15

ベビ待ち・妊娠前

まめ知識

女性の持つ「たまご」は加齢とともに・・・

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《質問です!》

 

Q1. 排卵する「たまご」はすべて妊娠できると思いますか?

 

Q2. 生理があるうちはいつでも妊娠できると考えていますか?

 

Q3. 過去に妊娠したことがあれば、5年後でも妊娠できると思いますか?質問です!  

 

 

《回 答》

 

A1.

「排卵」 とは単に卵巣外へ「たまご」が放出される現象をさします。実は1個の排卵のために5001000個の卵子が犠牲になりますが、選ばれて排卵した「たまご」の妊娠率は35歳で15%、40歳で5%程度。45歳を過ぎるとほぼ0%となります。

残念なことに女性は排卵がなくても加齢とともに卵子が減っていきます。誕生する3ヶ月前に700800万個作られた卵子は出生時すでに100200万個、15歳頃は30万個、35歳で2.5万個にまで減少すると考えられています。その変化に個人差はありますが閉経時には1000個程度程度と考えられています。また、40歳を過ぎると流産率は高くなります。

 

A2.

一般的に、女性の閉経年齢は5052歳頃ですが、45歳を過ぎるといつ閉経してもおかしくない状態になります。ちなみに体外受精などの不妊治療を受けている40歳女性のうち、出産まで至るのは34人に1人、45歳では200人に1人以下となります。

 

 

A3.

5年後が20代や30代前半ではあまり問題ないでしょう。しかし35歳を過ぎると過去に妊娠を経験していても難しくなってきます。

 

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