親の歯並びが悪いのですが、
子どもの歯並びも悪くなりますか?不正咬合は予防できますか?
A.不正咬合の原因には、先天的なものと後天的なものの2種類があります。
先天的なものというのは親から譲り受けたもののことで(目の大きさや鼻の高さと同じように)顎の形、歯の大きさや数などは、親の影響を受けるため、予防することができません。
一方、後天的なものは予防することができます。
赤ちゃんが生まれた後の抱き方、授乳の仕方、寝るときの姿勢、食事の摂り方、指しゃぶりの有無、鼻呼吸ができているか等、不正咬合をもたらす後天的な原因は日常生活の中に多くあります。
これらに注意して生活することにより不正咬合を予防することができます。