季節の変わり目には風邪やインフルエンザに
かかりやすく重症化してしまうケースもあります。
腸内環境を整え、免疫力を上げて
風邪やインフルエンザにまけない体をつくりましょう。
発酵食品や食物繊維を積極的に摂ることで
腸内環境を整えていくことができます。

【発酵食品】

発酵食品には乳酸菌が存在し、腸の中の善玉菌を増やしたり、腸内細菌のバランスを整えます。
乳酸菌は動物性乳酸菌と植物性乳酸菌に分けられます。

植物性乳酸菌…
胃酸や胆汁などで分解されにくく、腸に届きやすい乳酸菌です。
キムチ、ぬか漬け、みそ、しょうゆなど。

動物性乳酸菌…
ヨーグルト、チーズ、牛乳などです。
胃酸によって分解され、腸まで届きにくい乳酸菌ですが、分解された乳酸菌は植物性乳酸菌や腸内細菌の働きを助けてくれます。

【食物繊維】

食物繊維は水溶性と不溶性に分けられます。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の割合は１：２が理想的です。
様々な食材を使いながら食物繊維をたっぷりと取り入れていきましょう。

水溶性食物繊維…
水に溶けやすい食物繊維です。
腸内で消化されると腸内細菌を 増やすのを助けてくれます。
また、コレステロールの排泄や血糖の上昇を抑えてくれます。
昆布やわかめなどの海藻類や果物などに多く含まれています。

不溶性食物繊維…
水に溶けにくい食物繊維です。
腸内で消化されると腸内細菌を増やす作用があります。
また、胃や腸を刺激して便通をよくしてくれます。
野菜や豆類、きのこ類などに多く含まれています。 　　　　

免疫力を高めるには睡眠や食事など基本的な生活習慣も大切です。
疲れていると免疫力も低下しやすいため、睡眠時間もしっかり確保しましょう。
主食、主菜、副菜がそろっているか、食事バランスも見直してみましょう。