☆何でも口に入れるのは何故?
子どもは、おすわりから、はいはい、つかまり立ち、歩行・・・と成長して
いきますが0歳から1~2歳にかけては、何でも口に入れるようになり
目が離せませんね。
これは、手と目と口を使って物を確かめる大切な発達の姿の一つだと言われています。
この未知の世界を知りたいという自然な欲求は「創造性」や次への「行動力」へとつながっていきます。
大人から見れば子どもの困った行動ですが、成長の過程と受け止めることで子どもとの接し方にも少し余裕が持ててくるのではないでしょうか。そしてその成長を後押しする為にも危険な物や触られたくない物を片付けるなどの環境づくりをすることが大切です。
☆どんなおもちゃが好き?
・子どもの発達に合った物で音がしたり、動きが見えたりするおもちゃ
☆手作りおもちゃの利点
・身近な素材(廃材や100円均一の既製品)で作れるので安価である。
・子どもの興味や反応を考え工夫をして作ることができる。
・作ったおもちゃで親子で一緒に遊ぶことにより愛着関係が増す。
少し手間暇がかかりますが、簡単で子ども達に人気のある手作りおもちゃを紹介します。
特に指先が使えるようになってきたら喜んで遊びます。
ぽっとんおとし①
<材料>
・ペットボトル(2L)・カッター・ビニールテープ
・ペットボトルのふた20個くらい
<作り方>
①ペットボトルの上部に横(7センチ)縦(4センチ)の大きさをカッターで切り取る
②切り口はライターの火などでなめらかにしビニールテープでまく。
③中に落とすポットンをペットボトルのふたを2個ずつ合わせてビニールテープで留める。
ぽっとんおとし②
<材料>
・海苔の空き容器・カッター・両面テープ・画用紙・ビニールテープ
・ペットボトルのふた20個くらい
<作り方>
①ふたに貼る絵を画用紙に描く。
(ぽっとんが落とせる大きさの穴を画用紙にあけてておく)
②海苔のふたに落とし込みの穴を開ける。ふたが硬いのでカッターの刃をろうそくなどで熱しながらすると空け易い。
③あいた穴の切り口をビニールテープなどで巻き、①で作った画用紙の絵を貼る。
④中に落とすぽっとんをペットボトルのふたを2個ずつ合わせてビニールテープで留める。
※海苔の容器は丈夫でかつ子どもが持ち易いので手頃ですが、ふたの穴が開けにくいので100均の透明な容器などを利用してもいいと思います。
☆注意すること
・子どもは遊びに飽きてくると口に入れる事があります。遊ぶ時は必ず傍で見守るようにしましょう。
・飽きてきたらぽっとんをチェーンに替えたりするとまた面白くなると思います。