太田母斑・蒙古斑・しみ・刺青などに効果のあるレーザー

Qスイッチ付アレクサンドライトレーザー（一部保険適応）

Q&A

1.どのようなものに効果がありますか？
しみ・そばかすや刺青など茶～青い色素に効果があります。
太田母斑や異所性蒙古斑、外傷性色素沈着には保険がききます。

２.体に害はありませんか？
一般的に起こりうる合併症として色素沈着・色素脱出・瘢痕形成などがありますが、色素沈着はほとんどが数か月でもとにもどります。
適切な使用方法であれば、傷あとを残す事はありません。

３.誰でも治療を受けることができますか？
光線過敏症の薬を服用している場合や、出血傾向のある方、妊娠中の方は診察の上治療の可否を決めさせていただきます。
また、日焼けの激しい方、ケロイドの既往があったり、皮膚疾患がある場合も注意が必要です。

４.何歳くらいから治療できますか？子供でも大丈夫？
治療は皮膚が薄い方が効果的ですので、できるだけ早くから治療開始します。
ゴムではじくような痛みがありますので、お子様の場合貼ったり塗ったりする麻酔や、範囲が広い場合は全身麻酔を行います。

５.治るまでにどのくらいかかりますか？どのくらいの頻度で治療しますか？
かかる時間や回数は、色素の深さや種類、範囲によっても変わってきます。
しみは1回でとれることがい多いのですが、太田母斑は何度も照射が必要です。
1～3か月おきに行います。

６.レーザー照射後どのようになりますか？
レーザー照射部位は数時間で黒くかさぶた状になってきます。
このかさぶたは無理にはがすと、水ぶくれが破れたような状態になり、ヒリヒリして痛くなりますので、できるだけそのままにしておいてください。
メーク、入浴、洗髪・洗顔は可能です。
照射部位は約1週間位でかさぶたがとれて、あとが薄いピンクの皮膚になります。
（自然に落ちるのを待ってください。）
シミがとれて1ヶ月程度でピンク色の部分が赤黒くなることがあります。
これを炎症性色素沈着と言います。
このような場合、すぐにレーザーの照射はできません。
ほとんどの場合が数ヶ月で改善します。

７.注意事項はありますか？
日焼けは避けてください。（外出時には必ずUVカットを行ってください。）
また、刺激の強いスクラブ洗顔やホームピーリング、顔剃りなどは、前後1週間避けて下さい。