おたふくかぜ(ムンプス)にかかると、重い合併症が起こることがあります。
例えば無菌性髄膜炎は100人に1人、難聴は約1000人に1人起こるといわれています。
ムンプス難聴とは
症状の程度とは無関係に発症する重い聴力障害で、残念ながら有効な治療はありません。
多くは片耳が聞こえなくなり大人になって気づくことも多いです。
ワクチンは1歳の誕生日を過ぎたらいつでも接種可能です。
MR<麻疹・風疹ウイルス>ワクチン・水痘ワクチンなどと一緒に早めに1回目を、小学校入学前に2回目を接種することをおすすめします。
ワクチンの副反応は熱が出たり、耳の下が軽く腫れることはありますが一時的なことです。
おたふくかぜ(ムンプス)から、子供を守る有効な手段は予防接種しかありませんが、残念ながらおたふくかぜワクチンは現在まだ任意ワクチンのため、有料になります。